敬老の日のつどいがありました 2013.9.12
9月16日は敬老の日。
人生の大先輩を敬う日です。
ぽこあぽこの子どもたちは、まだ人生1~3年目。
そんなみんなに昔の遊びを紹介するために
今年は、姉妹園のCOSMOS保育園から、お孫さんもおられる素敵な先輩、いけ先生がきてくださいました!
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まずPocoの先生から「敬老の日」って、どんな日?というお話から始まりました。
先生が出したカードには、けんちゃんの家族が描いてあります。
「けんちゃんには大好きなおじいちゃんとおばあちゃんがいます。みんなにもいるね。
おじいちゃん、おばあちゃん、大好き!いつもありがとう!そして、いつまでも元気でいてね。」
「これまで色々ありがとうございます。これからも色々教えて下さい。そしていつまでもお元気でいてください。」という思いを伝える日なんですね。
その思いをこめて、ぽこでも先日、敬老の日によせて写真つきのカードを子どもたちのお祖父さんお祖母さんにお贈りしました。
ふんふん、と先生のお話を聞いていた子どもたち。
さあ、今日来てくれたいけ先生、なんだか素敵なバッグを持っていますね~。
これは、風呂敷包みです。
中には何が入っているのかな?
まず出てきたのは、木の飯台と木のしゃもじ。
そうそう、昔はこうやって、ご飯をこの飯台に広げてちらし寿司をつくり、そこから盛っていました。木のいい香りがします。防腐効果もあるのだって。
みんな、じーっと先生の手元を見つめます。初めて見たね。見たことがある人、いるかな?
次に出てきたのは、「お手玉」いけ先生が片手でポンポンと回すと、子どもたちから歓声があがります!
「すごいね!すごいね!」手を叩いて思わず立ち上がってしまいました!
今度はお歌に合わせてやるわよ~。「1かけ2かけ3かけてぇ~~♪」シャキシャキ軽快な音がします。
すごい!はやい!すごーい!!!
ジャグリングさながらの演技に先生からも拍手喝采です。
次は毛糸が出てきました。これは、「あやとり」に使います!
糸を指にひっかけて、「ホウキ」「ゴム」「ハシゴ」「東京タワー」「富士山」「汽車ポッポ」次々繰り出される技に釘付け!ひよこぐみの子どもたちもフェンスにつかまって見ています。
次に「ふたりあやとり」。園長先生とふたりで「もちつき」をしました!「ぺったん!ぺったん!」子どもたちも大喜び!
まだまだおもちゃが出てきます。次に出てきたのは「ヨーヨー」。しゅるるーと下がっていくヨーヨーに「あ!あ!」と反応。
最後は「竹とんぼ」。ふわぁ~と浮き上がり、何とも不思議な感じの動き。後ろの壁にあるかもめぐみの赤とんぼの群れにしゅるしゅる~と吸い込まれていくかのようでした。
こんなに楽しい遊びがあるんだね~!!!
みんなの目がキラキラ輝いて、とっても楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。
最後に、みんなで「ふるさと」の歌を歌います。この歌も、昔から歌い継がれてきた歌。
みんなの心をほっとさせてくれる、きれいな歌詞とメロディーです。
そして、いけ先生を囲んで記念写真を撮りました。
帰っていく先生に、タッチ!タッチ!またきてね!
敬老の日のつどいを通じて、工夫いっぱいの昔のエコな生活用具、想像性豊かで、楽しく触れ合える、そしていつの間にか技も上達もしていく楽しい遊びを紹介していただきました。先代の智恵は、現代の私たちも学ぶべきところがたくさんあります。
古き良きものを受け継ぎ、色んな世代の力を結集し、また新しいものも加えて私達が次の世代にしっかり継承していく、そして何より子どもたちの豊かな心の成長の糧に繋げていく‥その大切さを再認識した 2013年、敬老の日のつどいでした!