かもめぐみ、農園へ行く 2013.2.26
冬の晴れ渡る空の下、かもめぐみの子どもたちは農園へ行きました!
青空と畑、広々~~~!!!
今回はかもめぐみ担任の岡保育士が、農園ブログをお届けします!
(※記事内の画像はクリックで大きくなります)
この1年、散歩でたくさん歩き、坂道も山道もへっちゃらになったかもめ組の子供たち。
卒園前の最後の農園見学となりました。
春に収穫したそら豆を思い出し、カネ先生に「そらまめくんのベッド」の絵本を読んでもらったり、完璧に覚えた野菜の名前を確認する野菜カード遊びをしたりして、ここ数日、過ごしていました。
さて、今日の農園には何があるのかな?
農園の入口の階段で、農園を見ながらおやつを頂きました。いよいよ農園見学の出発です。
春の収穫に向けて、ところせましと草が植えてあるので、踏まないようによくよく気をつけて歩きます。
フワフワの畑の土で遊べるところまで来ると、足で踏みしめて農園の土の感触を味わいます。
よく晴れていたので富士山も見えました。肉眼ではもっとハッキリ見え、子供たちも「ふじさん!!!!」と大喜びでした。
大根か、かぶの小さい芽や葉がところどころに出ていて、Aくんが「これ何だろう、農園のおじさんに聞きに行こうか?」というので、聞きに行くと、おじさんは「それ?へんな草だよ。へんなおじさんじゃないよ。」とニコニコ答えて下さいました。
子供たちは「へんな草♪へんな草♪」と言いながら、その草を、根っこからゆっくりと抜いてひとつのところに集め出しました。へんな草の収穫です。山のように積んで写真も撮ってもらいました。
温室の前の水槽に、2cmくらいの厚みがある氷が張っていました。皆でのぞいていると、おじさんが硬い棒でバンと割って見せてくれました。
その氷の厚さと大きさにびっくりして、小さい棒を拾ってきてツンツンと氷をつつくBちゃんCちゃんでした。
温室の中に入ってみると、中はとても暖かいです。(23度もあります!昼間は38度まで上がるときもあるんだとか。温室を真南に作ってあるからなのですね)入り口近くには、じゃがいもの種芋が、真半分に切られていました。
少し奥に行くと、藁、落ち葉、米ぬかが合わせてあるフワフワの床に、春から夏にかけて育つ、きゅうりやトマト、なすの苗が植えてありました。
温室の中は暖かさと共に、じゃがいもや肥料の匂いでいっぱいでした。自然の匂いをいっぱい感じ、農園を後にしました。
こっそり菜の花を摘んだDちゃんとEくん、小さな種をみつけてママとパパに持って帰る、と楽しみにしているFちゃん。
卒園しても、かもめ組の皆やCOSMOS保育園とふれあった農園の自然の香りを、いつまでも忘れないでほしいな、と思います。
気持ちよく、楽しい一日でした。
(記 かもめぐみ担任保育士 岡 須惠子)