第3回親と子のつどい
2月19日は第3回親と子のつどいでした。感染対策を行ったうえで各クラスの内容も例年に対してあまり動かないで‥なといつもよりコンパクトにまとめました。
はな・とりぐみ
まずはなとりぐみでは、生活面でもいろいろできるようになった姿を写真などを交えてお伝えしました。
リラックマさんにも参加してもらってふれあい遊び「ラララぞうきん」をしました
その後、お母さんたちで座談会。「こんな時、ちょっと困るよね」という場面をあげてもらい「うちもあるある!!」を共有しました。ちょっと気持ちが軽くなったでしょうか?その後で我が子の可愛い姿も見つけて・・さあ、またあしたから頑張ろう!って思ってもらえば嬉しいです。
次にかぜぐみさん
かぜ組では子どもたちが劇ごっこ「おおきなかぶ」を演じました。それぞれ自分のなりたい動物になってみました。動物の名前を呼ばれると「は~い」と嬉しそうに登場してきました。「うんとこしょ!どっこいしょ!」とうとうカブはぬけました!!「やったね」
そのあとは、普段のかぜ組の保育園でのようす、成長した姿を画像で見ました。
つきぐみ
最初に園長のあいさつがありました。
園長に挨拶のあと、普段の保育の1場面、「朝の会」の様子をお母さんたちに見てもらいました。お名前を呼ばれると「はーい」と堂々と手を挙げる子どもたち。その生き生きとしたわが子の姿を嬉しそうに見つめるお母さんたちが印象的でした。
次に子どもたちの大好きな曲「バロック ホーダウン」の打楽器合奏をしました。こればディズニーランドでよく流れている「エレクトリカルパレード」の一部です。
体でリズムをとってノリノリで演奏できました。
そのあとつきぐみの1年を振り返って、年中組(にじぐみ)になるにあたってのお話も交え子どもたちの成長した姿をお母さんたちにお話しました。我が子も、保育園でこんなに成長した姿を見せているのか、と感慨深げにお話を聞いておられるお母さんたちでした。
にじぐみ
にじぐみは音楽集会でも大人気の歌、「パレード」を打楽器で演奏しました。膝を曲げながら、体を揺らしながら、自然とリズムに乗っている楽しく演奏出来た子どもたち。
お母さんたちから「とても楽しそう」「上手だったよ」など、感想をもらって、嬉しそうな笑顔を見せる子どもたちです。
次に一年を振り返り、年長になるにあたってのお話がありました。
ほしぐみでは「スライム」を作りました
あらかじめ用意してあった「魔法の水」(ホウ砂液)に好みの色水をくわえ、お家の人と共同でぐるぐるかき混ぜます。するとねっとりしてきて・・スライムの出来上がりです。
ぐにゃぐにゃしていて‥ぐ~んと伸びて‥最後に手に取ると「ぽよん、ぽよん」としました。
不思議な感触ですね。塩を混ぜるとスーパーボールのようになるよ。と先生。水と分離して硬くなるんですって。 スライム作り楽しかったですね。袋に入れてお持ち帰りしました。
そのあとは子どもたちは園庭にあそびに出て、お母さんたちとお話しました。
保育園での子どもたちの様子、就学に向けての準備、そして、学校での様子を上に小学生のお子さんがおられるお母さんたちから話を伺いました。
なんとなく、小学校に上がるの、心配なこともあるけど、でもお母さんもついていてくれるから何とかなるかな。という気持ちになったでしょうか。ともかく、お母さんと一緒にスライムを作ったのは楽しかったですね!
今年度もコロナ禍での開催、短縮になったり入場を制限したり、といろいろ不自由はありましたが、子どもたちはとても楽しめたようです。ご協力ありがとうございました。
限定公開:おみせやさんごっこ 2月12日(金)
限定公開:1月保育点景 パスワード保護のページです
親と子のつどい 乳児の部(はな・とり かぜぐみ)
今年度は新型コロナウイルスの影響で保育参観も運動会も控えていたCOSMOS保育園です。しかしながら子どもたちが保育園で元気に生活している姿、成長している様子を 保護者の皆様に伝えたい、という思いから、職員間で何度も開催の方法を話し合いました。
その結果、感染対策をしたうえで、時間も短縮し、各クラス入れ替え制で、入場制限もして密を避けるようにして実施しようということになりました。
乳児の部では 普段の生活の様子を見ていただいたり、パネルシアターなどをみんなで楽しんだりしました。
はな・とりぐみ
「おうちの人とずっと一緒! うれしいね、楽しいね♪」
今年度初めての親子のつどいでした。改めて職員紹介をしました。
パネルシアター「動物村のひろば ~クリスマスバージョン」を楽しみました。
保護者の皆様との顔合わせ・お子さんのお名前紹介をしました。
そのあと、子どもたちの保育園での様子を撮った画像や動画を見ながら 担任が可愛らしい普段の生活の様子を伝えました。
かぜぐみ
さて、次はかぜぐみ 「こんな姿もあんな姿も、ぜーんぶかぜぐみ!」
かぜ組では保育参観も兼ねて登園後の子どもたちの現在の生活の様子を保護者の方に見ていただきました。子どもたちが緊張せずにいつもの姿を見てもらえるよう、お家の人にはお部屋の外の目隠しの隙間から覗いてもらいました。
まずは、朝の自由遊びや朝の会、絵本の読み聞かせの様子です。
子どもたちが靴下を脱いで自分の場所に入れた後は、自由遊びの時間です。先生に見守られながら、マグブロックや絵本を見て自由に過ごします。お片付けして席に着いたら、朝の歌を歌い、お名前を呼ばれたら返事をします。朝の会の始まりです。
次は子どもたちが楽しみにしている絵本の読み聞かせです。
後半は幼児のスペースに移動して、体操「地球をどんどん」をしました。運動会は中止になってしまいましたが、子どもたちが2歳児になって体もしっかりしてきて、ダンスも上手になったところ、楽しんで踊っているところを見ていただきました。
そのあとはお父さんやお母さんの膝に座って、パネルシアター「こんなになっちゃった」を一緒に楽しみました。
子どもたちもお家の人と一緒でとても嬉しかったようですね。
乳児クラスでは時間も保護者の参加人数も例年の半分以下にさせていただき、スペースも広く確保して行いました。
それでも保護者の方からは、「普段の様子が見れてよかった」などと満足していただいたようでした。
ご協力ありがとうございました。
にじぐみ げき「こびととくつや」
にじぐみの劇は「こびととくつや」です。子どもたちは 靴屋のおじいさん、おばあさんや小人さんたち、そしてお客さんになって 歌やダンスを交えながら楽しく演じました。
ある村の優しいおじいさんとおばあさんが営む小さなくつやさん。近所に大きな靴屋さんができおじいさんの靴は売れなくなっていまいました。
最後の革を置いて眠ったその晩、小人さんたちが出てきて立派な靴をつくります。優しいおじいさんとおばあさんが困っているのを屋根裏部屋から見ていて、「なにか力になりたい、」と考えたのですね。
次の朝、靴が出来上がっていてびっくりしたおじいさんとおばあさん、靴をお店に出すとお客さんがやってきて高い値段で買ってくれました。
おじいさんは売れたお金で たくさん革を買うことができました。次の日に靴を作るつもりで革を仕事台に置いておくと、また小人さんたちがやってきて、お客さんが喜ぶ靴を作ろう、とはりきります。素敵な靴が出来上がり、またお客さんがとても気に入り、高い値段で買ってくれました。
小人さんたちは毎晩靴を作り、靴屋さんは大繁盛。おじいさん、おばあさんは不思議に思って次の夜こっそり見てみることにしました。すると 夜になると 小人さんたちがやってきて、生き生きと靴を作っているのが見えました。
小人さんたちが助けてくれていたことを知って、おじいさんとおばあさんは感謝でいっぱい。なにかお礼をしたい、と考え 寒そうだった小人さんたちに ベストと帽子を作りました。
温かいベストと帽子を見つけ小人さんたちは大喜び。おじいさんおばあさんも素敵な靴を作ってくれた小人さんたちに「ありがとう」の気持ちを言葉にしました。靴を買ってくれたお客さんもやってきて、買った靴を大切にしている、と話しました。みんながそれぞれ、誰かがよろこんぶことができて、感謝の気持ちを伝えあいます。
最後にみんなで「ありがとう」の歌を歌いました
後日談
劇の練習をしながら「ありがとう」の歌を覚えた子どもたち。遊んでるときも「誰かが幸せになるために~自分にできることをしよう~~」と口ずさんでいるのをよく聞くようになりました。
ありがとうの気持ちが広がるってとても心が温まりますね。
限定公開: つきぐみ げき「おおかみと8ひきのこやぎ」
ほしぐみ げき「ともだちほしいなおおかみくん」
げんき森に住んでいるオオカミくんは本当はとてもやさしいのですが、森の動物たちは
『オオカミは怖い!』
思っています。オオカミくんは動物たちと遊びたいのですが・・
げんき森にうさぎさん、ぶたささん、きつねさん、たぬきさんがつぎつぎやってきました。そのたびに、隠れているのがオオカミだとは知らないで、「一緒に遊ぼう!」と誘います。オオカミくんは出ていっていいものかどうか、ちょっと戸惑い気味。だって「本当はオオカミ」とわかってしまうと、怖がって遊んでくれないかもしれないからです。
隠れているオオカミくんとやり取りしているうちに、「おおきなお耳におおきなおはな、大きなしっぽに、茶色いからだ・・」「もしかしてきみはオオカミくん??」と気づいた動物さんたち。そのとたん、「オオカミくん」という声を聞いて「やっほ~~」と飛び出してきたオオカミくん。
動物たちは驚いて倒れてしまいました。
「頭が痛い」「のどが渇いて目が回る」「足が折れちゃったみたい」とオオカミ怖さにとっさに言ってしまう動物たち。
それとは知らずにオオカミくんは「手当をしなくっちゃ、」と思ったのか急いで森に入っていきました。
オオカミくんがいなくなったとたん、動物さんたちは「怖かったね~」と口々に言います。この隙に逃げ出そうとしましたがその矢先、オオカミくんが「おーい、みんな~大丈夫かい??」と戻ってきました。よく見ると森から集めてきたヤツデの葉っぱ、谷川の水、丸太などを抱えています。
頭が痛いうさぎさんにはヤツデの葉っぱのうちわでかぜを送り、「どう?気持ちいい?」 のどが渇いて目が回ったブタさんには 「おいしい谷川の水だよ、たっぷりお飲み。」足が折れちゃったたぬきさんには丸太とロープ。のこぎりで 程よい長さに切って、たぬきさんの足の添え木にしながら「これで押さえておけば大丈夫だよ」「どう?楽になった?」などなど とても親切にかいがいしくお手当てにしてくれるオオカミくんでした。オオカミくんは疲れて草のところで一休み。
オオカミくんがその場を離れたので、動物さんたちは思ったことを話し合います。汗びっしょりで看病してくれたオオカミくん。「もしかしてこのオオカミくんは優しいのかもしれない」と気が付いた動物さんたちでした。
その会話を聞いていたオオカミくん、「おいら、怖いオオカミではないよ」「おおかみだって、おおかみだって友だちがほしいんだよ」大泣きしてしまいました。
そんなオオカミくんをみて、「きみのことよく知らないのに、かってに怖いって決めつけちゃってごめんね」「病気の真似なんかしてごめんなさい」みんなは謝ります。そして「一緒にあそぼう」と誘います。
こうしてオオカミくんは、動物さんたちとお友だちになりました。オオカミくんが仲間になったその時、空に大きなにじが出ているのに気が付きます。
「そうだ!みんなで『にじ』の歌を歌おう!!」
おおかみくんもお友だちになったしるしにおそろいのベストを着て、一緒に『にじ』の歌を歌いました。子どもたちの歌声が一つになり、保育園のホールに響き渡りました。
このお話は さくらともこ 『ともだちほしいなおおかみくん』をもとにしていますが、ほしぐみの子どもたちの生活体験の中から自分たちで考えたセリフも入れています。「いっしょにあそぼうよ」というのもその一つです。特に「見た目ではわからないけど、本当は仲良くなりたいのでは?」「見た目だけで悪いと判断しない」などという視点をお友だちとの関わりの中から身につけていった子どもたち。担任の先生もそのようなほしぐみの成長の様子から、この劇を選びました。
子どもたちは伸び伸びと、気持ちを込めてセリフを言うことができて、とてもまとまりのある劇となりました。
先入観だけで判断しない。理解することで分かり合える、解決策が見えてくる、さらに仲良くなれる。そんなほしぐみさんが自ら学んだことをこの劇を通して表現し、さらに成長してくれたことを本当にうれしく思いました。
そのあと、「北風小僧の寒太郎」の曲を合奏しました。