6月は 食育月間です!

毎年6月は、食育月間です!
COSMOS保育園でも、栄養士の先生や、調理師の先生たちと協力して、いろいろな取り組みを企画しています。
その取り組みについて、ご紹介していきたいと思います。

つきぐみ(3歳児) 食育集会「そら豆のお話」

 6月1日(木)に行われた、つきぐみ(3歳児)の食育集会「そら豆のお話」の様子です。

「そら豆は、空を向いて生えてるから、そら豆って言う名前になったんだよ!という話に、へ~!そうなんだ!とばかりにうんうんとうなずく子どもたちでした。お話の後には、実際に本物のそら豆の皮むきを体験しました。むき方のコツを教えてもらい、一生懸命取り組む子どもたち。「あっ!あったー!」「おっきいお豆あった!!」とうれしそうに教えてくれていました。

幼児クラス そら豆もぎ体験

 最初の予定は、6月2日(金)だったのですが、大雨となってしまい、6日に延期になってしまいました。6日(火)は、曇り空で“そら豆もぎ”には、バッチリの天候でした♪

 まず最初に、「雨が降ってしまって、収穫の時期が少し遅くなってしまったから、黒いそら豆が多くなってしまいました。と農園主さんからのお話がありました。

 「さやがみどりいろのやつは、子どもで、黒くなってきたのは、おじさん、おばさんのそら豆なんです!」「畑の中に、とげとげの葉っぱがあるから、気をつけて下さいね!チクチクするからね」などと、取るときのポイントと、気をつけることについて、教えていただきました。

子どもたちは、すごいですね!!大人たちに比べ、低い所に目があるので、下の方に隠れていた、みどりいろのそら豆を次々に見つけていました。「あったー!」「こっちにもあったよー!」「いっぱい見つけたー!!」と喜びいっぱいの声があちらこちらから、聞こえてきました♪

 こんなにたくさんの収穫がありました。幼児さんたちが収穫してきてくれたそら豆は、COSMOS保育園の子どもたちみんなの各家庭へ、そして職員たちにも、おみやげとしてお渡ししました。うれしいこと♪おいしいこと♪をみんなにおすそ分けしました。
 次の日、「お豆食べたよ!」「おいしかった!」「お裾分けありがとうございました!」と、うれしい反響がありました♡

かぜぐみ(2歳児) そら豆もぎ体験

 6月7日(水)は、かぜぐみ(2歳児)さんたちが、姉妹園のPoco a Poco保育園の2歳児さんたちと一緒に、そら豆もぎ体験に挑戦しました。

 どんなお豆をとったらいいのか?本物のお豆をみせてもらいながら、教えて頂きました。
子どもたちも、ジーとよく見て、農園主さんのお話を聞いていますね!

子どもたちの目はすごいです!!下の方にまだまだ隠れていた、そら豆を見つけ出しビニール袋いっぱいに収穫してきました。

 子どもたちが実際に畑に行き、農園主さんとのかかわりを通して、そら豆は、どんなところで育っているのか??を知り、さらに自分で収穫したことで、より食べ物への興味関心へとつながってくれたらうれしいなぁと思います。

つきぐみ(3歳児) 栄養集会「食事の役割を知ろう」

 6月14日(水)は、つきぐみ(3歳児)の、栄養集会「食事の役割を知ろう」について栄養士の先生からお話がありました。

 大きな絵カードを用意し、子どもたちにその絵をみせながら、どうしてご飯を食べるのか?ご飯を食べることで、どんな力がつくのか?などの話をすると、子どもたちは絵カードに注目し、お話もよくきていました。
 このお話の後、子どもたちより「もっと大きくなりたい!!」「今日、野菜をきちんと食べたよ!!」と声が聞こえてきました。食べることは、自分たちにとって、大事なことなんだなぁを感じてくれたようで、うれしく思いました。

にじぐみ(4歳児) クッキング「おかかおにぎり」

6月16日(金)、にじぐみ(4歳児)の、クッキングの日でした!「おかかおにぎり」を作りました。

 食材のにおい、素材の手触り、など、クッキングするなかで、調理師の先生よりいろいろ教えてもらいました。子どもたちも実際に体験することで「かつおぶしのにおいって、いいにおい♡」「ほんとだー!のりは、ざらざらしてる」と体感し、納得しているようでした。

 自分で作ったおにぎりは、「サイコーにおいしい!」といわんばかりに、みんな大きな口を開け、かぶりついている姿が印象に残りました。いつもならばあまりおかわりをしない子が、「もっとたべたい!」「おかわりしたい!」というリクエストには、食育を取り入れることの大切さを実感することにもつながりました。

つきぐみ(3歳児) クッキング「ジャムサンドパン」

 6月19日(月)は、つきぐみ(3歳児)の、クッキングの日でした。「ジャムサンド」を作りました。つきぐみさんたちにとっては、初めてのクッキング。早くからエプロンセットを準備してもらっていたので、子どもたちも今日を楽しみに待っていました。朝からウキウキで、お昼寝からも目覚めが早く、自分でエプロンをやろうとする姿もありました!このような姿からも、「早くつくりた~い!」という気持ちが、伝わってきますね♪

 パンのやわらかさや、リンゴジャムの甘い匂いを、クッキングを通して、実際に体験した子どもたち。「ふわふわ~!」「いいにおい!!」と、子どもたちよりいい反応がありました。保育園で初めて自分で作ったおやつを食べる子どもたちの顔は、どの子も喜びいっぱいの笑顔でした!

にじぐみ(4歳児) 栄養集会「3色の栄養食品群について」

 6月21日(水)は、にじぐみ(4歳児)の、栄養集会「3色の栄養食品群」について栄養士の先生からお話がありました。それぞれの食べ物には、役割や、グループがあることについて、絵カードを見せてもらいながら、教えてもらいました。

お話の後のクイズにも、みんな積極的に手を挙げて答えていました。“知ってる!”“分かった!”という思いが、意欲につながったようです。正解するとみんなとても嬉しそうでした♪

ほしぐみ(5歳児) 「枝豆チョキチョキ」

 6月22日に行われた、ほしぐみ(5歳児)食育集会「枝豆チョキチョキ」の、様子をお知らせします。まずは、枝豆についての豆知識について、調理の先生からお話がありました。質問形式での話だったので、「はーい!!」「知ってる~!」と、質問の正解を答えようと、張り切って答えてくれていました。

 「そら豆と違って、豆が小さい!」「枝豆のさやには、虫から守るために、チクチクしたうぶ毛が生えている!」ということを学びました。野菜が苦手!という子どもたちが、食材について詳しく知ることで、“この野菜が好きになった”というきっかけになって行ってくれたら嬉しいです。

ほしぐみ(5歳児) 栄養集会「噛むことの大切さ」について

6月28日に、ほしぐみ栄養集会「むことのたいせつさ」について、栄養士の先生より、お話がありました。

食材をよく噛むことで、「口の中に唾液だえきが出てきて、飲み込みやすくなること!」「唾液と食材が混ざり合うことで、甘みやうまみが増すこと!」そして、何より、「20回~30回かむことで、脳が刺激されて、頭が良くなる!!」そうです。是非、お家でも、家族みんなで、よく噛む!ということが習慣化されるといいなぁと思いました。

ほしぐみ(5歳児) クッキング「鮭おにぎり」

 食育月間の最終日、6月30日(金)にほしぐみさんたちは、「鮭おにぎり」を作りました。さすが、年長さんたちです。自分たちでエプロンセットを取り出して、どんどん準備をすすめていました。

まずは、具材となる鮭の骨を取り除きました。「骨があったらのどさって痛いよね!よ~く探してね!!」という調理の先生からの注意点もよく聞いて、みんな真剣に、骨探しを始めていました。「おっ!あった~!」「これ骨だよね??」「こんなに大きいのがあったよ!」見つけられたことがうれしくて、先生や、友だち同士で教え合っていました。

 「ご飯の中に、ほぐした鮭をいれたらピンク色に色づくくらいよく混ぜてね!」と、教えてもらい、こぼさないように、慎重に混ぜ合わせていました。ラップで包んで、形を整えて、お皿に移しました。少し丸っこくて、かわいい形のおにぎりができました!のりを巻いて、「いっただきまーす♪」自分で作ったおにぎりは「おいし~」「もっとたべた~い!」と大人気でした♡

 食育月間だった、6月。2歳児さんから参加した、そら豆もぎ、幼児クラスからはクッキングに、栄養集会!と食に関する取り組みがたくさんありました。楽しかった経験から、食に関する知識や、意欲。また、食べ物を作ってくれている人への、感謝の気持ちなども育って行ってくれたら嬉しいです。学びと、楽しみがいっぱいの食育月間となりました。