2020年度ほしぐみ 農園にいきました 6月5日 

例年、そら豆のこの時期は2歳児以上の子どもたちが収穫をさせてもらっています。今年はコロナ対策もあり、ほし組だけのそら豆体験になりました。

今日の日に先立ち、担任から「そら豆が育つのには長い日数がかかるよ。」と一昨日調理の先生がつきぐみに話していた絵カードなどもお借りしてお話ししていました。

そんなこともあってか広いそら豆畑を目にして興味関心が高まってきたほし組さん、農園のおじさんにご挨拶したあと、質問します。

「このそら豆いつ植えたのですか?」

「このそら豆は去年の10月に植えて、11月にこの畑に植え替えました。食べられるようになるまでは1年の半分以上かかります。」

去年の10月といえば、にじぐみの時の運動会の頃ですね。随分前です。食べられるようになるまでは 長ーい年月がかかるのです。やっぱり先生のお話のとおりですね。

そしてもう一つ質問。「そら豆はなんで空を向いているのですか?」

「それははっきりとはわかりませんが、多分そういう性質なのだと思います。他にも空を向いてるなるものにはオクラやとうもろこしがありますよ」「オクラ知ってる。星型の」農園主のお話にグイグイ食い込んでくる子どもたちです。

さてさて、もぎ方を教えてもらいます。「さやが黒くなっているものは豆が固くなっていますよ」と実際さやを割って見せてくれました。「この豆をまくとまた来年もそら豆ができます。みんなは緑のさやの豆を採ってね。」

「あった~あったあ!!」目が慣れてくると見つけるのも上手になってきました。

「だんだん重くなってきたよ」「お母さんにプレゼントしたい~~」「私も!」「私も~ママ頑張ってるもん!!」(お母さん思いの子どもたちですね)

それぞれの袋がたちまち膨らんできました。たくさんの年月をかけて大切に育てられたそら豆。子どもたちはそのそら豆を実際に手にして育ててくれたありがたみを感じたようです。農園主さんへのご挨拶にも気持ちが入っていました。

自分で採ったそら豆をよいしょよいしょと大切に持って坂道を降りていきました。

収穫の「重み」を体で感じた子どもたち。今日行けなかったつきぐみさん、にじぐみさんにもおすそ分けしました。

「こんなに子どもたちに喜んでもらって、お豆さんも喜んでいるね。」~~農園主さんのお言葉でした。~~

2019年度 卒園式

3月21日土曜日、COSMOS保育園では卒園式が行われました。コロナ対策のため、異例の縮小版となりましたが、おとうさんやおかあさんと先生たちでほし組の子どもたちを元気におくりだしました。

卒園児入場

トランペットボランタリーの曲に合わせて堂々と入場しました

卒園証書授与

保護者の方と手をつないで演台の園長先生の方に進みます。一人ひとりに“ありがとう”のメッセージがよみあげられました。子どもたちは卒園証書を受け取ります。そして保護者には文集と記念のプレゼント絵本が渡されました。くるっと振り返ってから参列者や保護者の方を向いて「大きくなったら〇〇になりたいです。」と大きな声で将来の夢を言いました。

園長祝辞

COSMOS保育園でたくさん可愛がられ、愛された子どもたち、今度は人を愛する子どもになって下さい、と園長先生からはなむけの言葉がありました。そして園からの子どもたちへのプレゼントの絵本「はじめてであう すうがくの絵本1」の紹介がありました。子どもたちは起立してお話を聞いています。

卒園児による言葉とうた

今度はほしぐみさん、前に出て、この一年の生活を振り返りそしてありがとうの気持ちを込めた歌「だいすきだよ」を歌いました。

卒園記念製作紹介

『あいうえおひょう』

ほしぐみさんからこんな素敵なプレゼントが。ひらがなの枠組みに色を塗ってその下にそれぞれその文字で始まる絵を描きました。りっぱな『あいうえおひょう』ができあがりました。「年下の子どもたちもほしぐみさんのことを思い出しながら、ひらがなに親しんでいくことでしょう。どうもありがとう」と園長先生。本当にすばらしい出来栄えですね。ほしぐみさんも誇らしげです。

卒園児親子退場

さあ、これで退場です。先生たちも精一杯の拍手でおくりました。

写真撮影

お式の後、保護者の皆様から職員に素敵な記念品とプレゼントをいただきました。どうもありがとうございました。記念品の「エプロンシアター」は子どもたちと楽しみたいと思います。

子どもたちも緊張がとれてホッとした笑顔ですね。

おともだちにやさしくて、なんでも「やるやる~」と意欲的で、そしてお友だちの気持ちと自分の気持をたいせつにできて・・・そしてそして、子どもらしい輝きを持っているほしぐみさん、本当に卒園おめでとうございます。

2019年度卒園式でした。

つき・にじクッキング~ポテトサラダをつくろう

2月13日金曜日、今日はつき、にじぐみの子どもたちが楽しみにしていたクッキングの日です。

にじぐみ・つきぐみでポテトサラダの作り方を橋浦先生に教えてもらいながら実際に作る体験をして、給食の時にいただきます。

さあ、わくわく。準備OKです。

さて、材料が全部そろいました。子どもたちが手でつまんだり握ったりつかんだり、素手で調理しました。また、冷たさ温かさ、硬さ柔らかさ、ぐきゅぐにゅした感じツブツブした感じを指先、手で感じました。さらに香りや温度なども感じ取っていました。

全部混ぜましょう。

とても滑らかになってきました。子どもたち、ポテトサラダが目の前でできてくるのを興味深々で見ています。

さあて、ここで恒例の「お味見タイム」少しだけフォークでとって味を見てみましょう。

「マスクとるの??」とYちゃん。??そうだよね。

「おいし~い!!」 ほっぺがきれそう(落ちそうの間違い?)

出来上がったポテトサラダは給食の時間につきぐみ、にじぐみでいただきます。

橋浦先生のところに「材料を教えて、ママに教えてあげるの、」とメモをもって聞きに来た子もいました。私も、私も!!と続いたので、さっそくレシピメモを作ってくれました。お迎えに来たお母さんに「お家で作れるよ、」と得意顔の子もいました。

他のクラスのポテトサラダは調理員さんが作ってくれたものです。けれどもこの体験を通して食への関心が更に高まったようで、小さいクラスのとりぐみさんのお部屋をのぞいて「食べてる、食べてる」と食べる姿にも興味をもってみていた子もいました。

みんなで分担し合って、力を合わせて一つのものを作り、そしてお友だちにも分ける‥調理体験は「おいしい」だけではなく、お友だちと一緒に協力し合う、そしてできたものを共有する、など「味の濃~~い」体験でしたね。

せつぶんのつどい 1月31日(金)

COSMOS保育園では、ひと足早く「せつぶんのつどい」がありました。その様子をおしらせしましょう。

子どもたちは大部屋に集まりました。節分の手遊びをしたあと、節分の由来についてのお話がありました。

手遊びをしている子どもたち。みんな、かわいい鬼さんになっていますね

次に、節分の由来についてのおはなしがありました。「春になる前に、インフルエンザなどの病気、地震や事故などの災害など、悪いものを追い払おう、という昔からの風習があります。悪いものは鬼の姿で現れます。子どもたちも豆をまいて厄払いをしましょうね。」とのことでした。

季節は廻り、寒い冬の次にはとようやく暖かい春がやってきます。節分を過ぎると暦の上ではもう春です。

各クラスで製作品を披露しました

オニが来た

お話がおわると太鼓の音がして…ややっ玄関の入り口付近から赤鬼が入ってきました。

恐ろしい形相のオニです。何やらイヤーなものを体中にくっつけてきています。よく見ると「びょうき、インフルエンザ、じこ、じしん、たいふう‥」
乳児さんたちが自席から豆を投げました。鬼は全然ひるみません‼ 子どもたちはあまりの怖さで手元にも力が入りません。怖くて泣いている子は先生がしっかり抱っこしてくれています。

  次は幼児さん。そばまで来ました。まずはつきぐみから「おにはーそとぉ ふくわーうちぃ」さすがに力が入ります。にじぐみ、ほしぐみと続きます。渾身の力を込めて「鬼は外ー!福は内ー!!」

あれあれ、よく見ると体中につけていた憑き物がだんだん剥がれ落ちています。子どもたちが必死に豆をなげたおかげでしょうか?

鬼さんの威力が弱くなってきたよ

憑き物が落ちて鬼さん、なんだか力が弱くなってうずくまって来ました。あれ?どうしたのかな??

あれあれ?鬼が笑っているよ。「やあ、みんな!」と言っているのかな。本当はいい鬼だったみたいね。

 鬼さん、退場です。いい鬼になったのでもう怖くないね。握手している子もいます。

COSMOSの鬼はやさしい

一般的に鬼は恐れるもの、怖いもの、忌み嫌うもの、というのが通例です。子どもにとっても「怖い存在」でしょう。けれども 絵本「せつぶんのおにいっか」や「まゆとおに」に出てくる鬼はユーモラスなもの、一方「泣いた赤おに」や「おにたのぼうし」に出てくる鬼は人間には誤解されているけど、とても気持ちのやさしい鬼です。COSMOS保育園にやってきた鬼は、「最初は怖かったけど、それもいろんな悪いものを背負っているせい。それがなくなれば子どもたちが大好きな、優しい鬼」という設定にしています。鬼とは得体のしれない不安から恐れるものとしてあるのではなく、地震や災害、病気など、本当に怖いものは自らが対策をとり、排除したり、用心したりしながら上手に立ち向かっていくもの、と伝えていきたい考えています。

最後に仲良くなった鬼さんと記念写真をとりました。

2月3日 節分の日

COSMOS保育園では年長のほしぐみさんが代表して、本物の大豆で豆まきをしました。玄関と、園庭の入り口で「鬼は―ソトー」「福はーウチー」元気な声が響きました。今日の給食も、節分メニュー。大豆の煮物とオニケーキでした。

ほしぐみさんもいよいよ卒園。そして年少のクラスの子どもたちも、ひとつづつ学年が上がります。あと2か月もすると本物の春が来ますね。

クリスマス会 2019年 12月21日(土)

12月21日土曜日はCOSMOS保育園のクリスマス会でした。会は乳児の部、幼児の部にの2部制です。まず乳児の部からご紹介いたします。おりしも、 インフルエンザが保育園内でも広がってお休みの園児も多くなってしまいました。職員はこれ以上感染が広がらないようにとマスクを着用しています。

乳児の部 クラス会

はなとりぐみ(0、1歳児)です.

はなぐみ、とりぐみでは、どの子も表情豊か。それぞれに可愛い姿があります。クリスマスにちなんで、パネルシアター「プレゼント・プレゼント」を見ました。

パネルシアターで楽しんだ後は「おなまえなあに?」。ここではみんなのお名前を順番に呼んでもらいます。自分のお名前を呼ばれるまで、わくわくしながら待っていて、呼ばれたら、喜びいっぱいに「は~い」と答えるかわいい姿を見てもらいました。そして手作りマラカスでリズムをとりながら「サンタさんとトナカイくん」を踊りました。

さて、お隣ではかぜぐみがクラス会をやっていました。

 げきごっこ おおきなかぶ

今年もげきごっこ、「おおきなかぶ」を演じていました。

「おじいさんが かぶのたねを うえました」から始まり、おばあさんや孫娘、動物たちも次々に手伝いに来ます。そしてとうとう かぶが抜けました。お友だちと力を合わせるって楽しいですね。

うたあそび 「はたらくくるま」

かぜぐみでは絵本で楽しんだり、お散歩の道すがら実際に働いている車を見たりと普段から働く車に親しんでいます。そんな子どもたち。今日はペープサートを持ちながら歌遊びをしました。

パネルシアター 「うさぎのはらのクリスマス」

次にブラックパネルシアター「うさぎのはらのクリスマス」を観ました。お部屋を暗くすると絵が光っ浮き出て幻想的な雰囲気を醸し出しています。

さて、このあとは はなとり、かぜの全体会になります。ここで幼児の部屋に移動しました。

乳児の部 全体会

オープニングでは職員による合奏「ウインターワンダーランド」が演奏されました。フルート、バイオリン、サックスフォーン、ピアノの奏者のほかに小太鼓やすず、タンバリン、ウッドブロックの打楽器が加わります。

園長のあいさつのあと、ペープサート「どんな色がすき?」を見ました。

サンタクロースさんがやってきました。そうCOSMOS保育園の子どもたちのプレゼントを持ってきてくれたようですね。でも、忙しいからってすぐに次のところに向かいました。(この季節、サンタさんも大忙しです)

最後に子どもたちも前にでて「クリスマスのうたがきこえてくるよ」を歌いました。

最後にサンタさんからのプレゼントを受け取り、調理さんの手作りにの「クリスマスクッキー」ももらいました。

運営委員会のあと、幼児の部が始まりました

オープニングは幼児3クラス合同で「赤はなのトナカイ」を歌いました。子どもたちの綺麗な歌声がホールに響きました。

次はプログラム2番、にじぐみうた、合奏「赤鬼と青鬼のタンゴ」「小さな世界」です。普段の音楽集会で手でリズムをとっている子どもたち。本番でも堂々と演じられましたね。

つぎはプログラム3番 3歳児つきぐみ げき「3びきのこぶた」です。

大ブタちゃん、中ぶたちゃん、ちぃぶたちゃんはお母さんからお家を立てるように言われます。・・さて、げき「3びきのこぶた」については別の記事でご覧くださいね。

次はプログラム4番、5歳児ほしぐみ合奏「きらきら星」「ジングルベル」です。

次はプログラム5番 4歳児にじぐみ げき「おむすびころりん」です

にじぐみではインフルエンザでお休み中の子どもたちもいました。頑張って練習してこの日を楽しみにしていたのにお休みしなくてはならず、とても残念な思いをしたお友だち。その子のために代役になったりお友だちの分まで頑張った子どもたちでした。

次は 3歳児つきぐみ合奏「山の音楽家」です

つきぐみは初めての合奏です。動物の雰囲気をだすためにお面をかぶりました。自分のところでは楽しく打楽器を奏でました。

最後は5歳児げき「ブレーメンのおんがくたい」です。

原作のお話をより自分たちに身近なストーリーに仕上げるために、動物さんのセリフを原作のニュアンスを変えない程度に経験の中からのことばに変えているところもあります。詳しくは別の記事でお楽しみください。

さて、ここからは全体会です

オープニング

オープニングでは乳児の部と同じように職員の合奏、ウインターワンダーランドから始まりました。COSMOS保育園のクリスマス会では毎年職員の合奏があります。出演は音楽好きの職員のレギュラーメンバーに加え、他の先生たちも参加。鈴やトライアングルなど子どもたちも手にしている身近な打楽器を用いて楽しく音を合わせました。

園長先生の挨拶のあと、マジックボックスが出てきました。

何も入っていないはずの箱なのに不思議不思議、クリスマスツリーとケーキが出てきました。

サンタクロース登場

次に登場したのは「あの」サンタクロースさん、あれ?さっきも来てくれた??幼児ぐみさんのためにまた来てくれたのでした。

みんなでうたおう

最後にはみんなで「クリスマスの歌がきこえてくるよ」を歌いました。

最後にサンタさんからのプレゼントやクッキーを担任や調理の先生から受け取りました。

合奏やうた、劇あそびでは お友だちと一緒に練習したり、声や楽器を合わせたり、劇の小道具や背景を作ったりする中で、いろいろ工夫したり、力をあわせる楽しさを感じることができました。

子どもたちの生き生きした姿に心をを動かされたクリスマス会でした。

つきぐみ げき「3びきのこぶた」

おかあさんから、じぶんたちで おうちを建てて すむように言われた3びきのこぶたです。

それぞれ、藁で簡単に作れる家ー大ブタちゃん。 トンカチで釘を打って作る木造のお家ー中ブタちゃん そしてセメントで固め積み上げてつくる頑丈なレンガのお家ーちぃブタちゃん。みんな自分で作ったお家がとても気に入っています。「どう、かっこいいでしょう?」「どう?素敵でしょう?」「キラキラでしょう?」など、みんなすごく誇らしげです。

ところが、お腹を空かせたオオカミがこぶたちゃんたちに近づいてきました。

オオカミは藁のお家、木のお家を吹き飛ばして、こブタちゃんたちを食べようとしました。

大ブタちゃんも中ブタちゃんもオオカミにお家を吹き飛ばされたので、ちぃぶたちゃんのレンガのお家に逃げました。

最後にオオカミはレンガのお家にそーっと近づいてきました。

オオカミはレンガのお家を吹き飛ばそうと思い切り息を吸い込むと力いっぱい吹きかけました。でもレンガのうちはびくともしません。もう一度息を吹きかけてみました。やっぱりびくともしません。それでもオオカミはあきらめません。今度は煙突から入ろうとしました。

でもこぶたちゃんたちは暖炉に火を燃やしてオオカミのことを待っていました。そこへオオカミが落ちてきて‥

「あちちち~~ ぶたさんたち、ゆるしてー」「怖い思いをさせてごめんなさい」

オオカミさんは こぶたちゃんたちにあやまりました。

さて、こぶたちゃんたち、どうする??

「一緒にパーティーしよう」

こぶたちゃんたちとオオカミは仲良くなってずーと一緒に楽しく暮らしたということです。

ここで♪「たのしいね」を歌いました。

親から自立して、自分の身を守っていくにあたっては困難や失敗がありました。しかしオオカミに対して無防備だったお兄さんぶたちは ちぃぶたちゃんに助けられました。怖い思いをして初めて学ぶこともあったでしょう。ちぃぶたちゃんは お兄さんぶたたちに比べて思慮深く、計画的に天敵から身を守る家を建てました。オオカミもちぃぶたちゃんのレンガのいえが壊せなかったので、こんどは煙突から侵入してきました。けれどもちぃぶたちゃんは 慌てることなく とっさに発想をかえ、暖炉の火を用いてオオカミを撃退しました。ちぃぶたちゃんがが一枚上手でしたね。「悪いオオカミは森へ逃げて行ってここでおしまい」、というのが良くある結末ではありますが、つきぐみではオオカミさんを許してあげよう、という意見が子どもたちの方から出ましたので、つき組バージョンの結末となっています。敵の心を動かし、謝罪させ、そして仲良くなる、という結末には、つきぐみさんのやさしさが感じられますね。最後に♪たのしいね をみんなで歌い、晴れやかな気分にさせてくれる劇になりました。

ほしぐみ げき「ブレーメンのおんがくたい」

うた、なかま、ちえ=たのしくいきる ちから

ブレーメンにいこう、うたうたいながら

どろぼうさんの かくれが

暗くなって食べるものも とまることろもなく、とほうにくれる どうぶつさんたち。そんなとき もりのむこうに明かりをみつけました。「やったーみんなで行ってみよう!」ところがそこは どろぼうの かくれがでした。

どうやって どろぼうを おいだそうか

まてよ、いまのはほんとうに おばけだったのかな?

みんなでここでくらすことにしようよ

うたがあれば なかよくなれる。ちえも ちからもでる。

「♪どんなにつらいことがあっても だいじょうぶ ぼくらにはうたがある~~ ♪

うた、なかま、ちえ =「楽しく生きる力」というプレゼントをもって

サンタクロース イズ カミング トゥ タウン~~サンタが街にやってきました

これでほしぐみの劇はおわりです。ほしぐみさんはこの劇の導入にあたって、絵本を何度も読んで物語の世界を味わったあと、自分たちが感じたことや 感覚・経験・生活をもとにセリフを組み立てなおしたところもありました。そのことで、セリフを自分のものとして自信をもって表現できました。台本をなんども読みあわせ、お友だちのセリフもよく聞いた中で、役柄になりきってみんなで力を出し合って一つの劇を演じることができました。どうぶつさんのうたの部分では堂々とうたいながら行進し、希望がみなぎる姿を、泥棒さんのうたでは仲良く肩を組んでうたい、仲間意識が強いことを表現しました。

歳をとって働けなくなって職を失い、途方にくれる動物さんたちはその時点では生活の基盤をうしなった弱い存在でしたが、仲間と一緒ということと、音楽のちからで 生きるエネルギーを得ていきます。「どんなに辛いことがあっても、大丈夫、僕らには うたがある。」とうたいながら子どもたちは意気揚々と行進していきます。また、知恵を出し協力しあって泥棒をおいだす、というシーンではもはや弱い動物ではなくなっています。そして、住むところがみつかったので、何もブレーメンまで行かなくても 「今、ここ」で十分楽しんで生きていけることに気がついた動物さんたちでした。

一方、どろぼうさんたちは「世界中のお宝をいただくのが夢、」と大きなことを言っていますが、意外と臆病なところもあり、そんなこともからも、仲間とも協力しあって生きていることもわかります。

そして最後には動物さんに呼ぼれて一緒に音楽を楽しむように。

クリスマス会の出し物でしたので、「私達は大きな『愛』で包まれている」というCOSMOS保育園の理念をもう一つのテーマとしていました。最後に歌ったうた、♪サンタが街にやってくる、のサンタのプレゼントとは、「楽しく生きる力、その生き方そのもの」を示している気がしました。

見る人が楽しめる、感動を与えられる劇に仕上げてくれた、子どもたちと先生方に感謝します。

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