3月24日土曜日、COSMOS保育園 第6回卒園式が行われました。
バッハのメヌエットの生演奏に合わせて晴れやかに入場する子ども達です。
卒園証書授与。園長先生から、「人を愛し、人に愛される人になって下さい」と言う言葉がありました。
しっかり言葉を聞いて、堂々と受け取っていますね。
卒園証書を受け取ったあと参列者全員の前で「大きくなったら〇〇になりたいです」といいます。男の子はサッカー選手や警察官、仮面タイダーになりたい、など。女の子はお花屋さんや獣医さん、病院の人になりたいなどと夢を語ってくれました。
中でも「保育園の先生になりたい」と言ってくれた子もいて、とてもうれしく思いました。
園長先生の挨拶のあと、にじぐみさんからお祝いの言葉と歌のプレゼントがありました。
「プールのお約束を言ってくれてありがとう、一緒に遊んでくれてありがとう、小学校に言っても、保育園に遊びにきてください」と声を合わせて言いました。
歌は音楽集会でいつも一緒に歌っていた歌、「世界中の子ども達が」です。今日はにじぐみだけで歌いましたが、大きな声で堂々と歌えましたね。
次は保育園からの卒園記念の絵本のプレゼントと園で手作りした文集を受け取りに行きます。
今度は保護者の方と一緒。とてもうれしそうですね。
さて、次は子ども達が卒園製作したテーブルクロスの紹介と贈呈がありました。
紫、オレンジ、黄色と絞り染めをした大きなクロス、白い布を染色する前にゴムで縛っておくと、そこが丸い模様のなって白く浮き出ます。どんな模様ができるかな、とウキウキ取り組んだ子ども達、大きいクロスを各クラスに一枚ずつプレゼントしてくれました。なかなかの力作ですね。
「ほしぐみさん、どうもありがとう。ほしぐみさんを思いながら、行事食のときなどに使わせてもらいますね」と園長先生。
最後にほしぐみさんの言葉と歌がありました。
保育園での思い出をお友だちと大きな声で言って最後に 僕たち私達は小学校に行きます。とはっきり言っていました。
ああ、本当に小学校に言ってしまうんだな、寂しいな、という気持ちと、これだけ誇らしげに言えるのだから、小学校に言っても立派にやっていけるんだろうな、という思いと、じんわりこみ上げてくるものがありました。
卒園児の歌「にじ」も子どもたちが大好きで良く口ずさんにでいたもの。みんなの声がひとつになって会場に響きました。
最後に退場です。在園児代表のにじぐみさんと職員で花道を作り拍手で見送りました。にじぐみの子ども達も一生懸命拍手してくれました。
ゼロ歳の頃から6年間、あるいは5年間、4年間子どもによって違いますが毎日毎日このCOSMOS保育園に通いました。
毎日「〇〇ちゃんおはよう」とあいさつしてきました。「だいすきだよ」と思いを伝えながら。先生とお友だちと楽しい遊びや生活を共にして体も心も大きく育ちました。
そして今日、大勢の人前で自分の将来の夢を語り、お友だちと保育園の思い出を言葉にし、大好きなお歌を堂々と歌いました。そしてこんなに晴れやかな笑顔で花道を通りました。
ほしぐみさん、どうもありがとう。
年長さんらしい、誇らしげな姿を見せてくれましたね。
今年の装飾のテーマは「たんぽぽ」。たんぽぽのように、綿毛になって巣立っていった後も地に着いたところでそれぞれ逞しく生きていって下さい、という担任の願いが盛り込まれています。壁面も綿毛を持って空に飛んでいくイメージでした。
COSMOS保育園では「たっぷり愛され、そして人を愛するようになること」を伝えてきました。ほしぐみの子ども達、あなた達はありのままで愛されています。自分に自信を持って小学校に行って下さいね。
楽しいこと、ワクワクする事、沢山待っていると思います。「夢をかなえてどらえもん」の歌のように「きらきら輝く宝物さが」してね。そしてもしつまずいた時があったら、この懐かしいCOSMOS保育園に遊びにきてくださいな。そしてまた元気を出してね。いつでも待っています。
式後、保護者の方からご挨拶があり、記念品をいただきました。子ども達の歌のプレゼントや保護者のかたが編集されたビデオ上映がありました。改めて保護者の方からの思いが伝わり胸が熱くなりました。どうもありがとうございました。