8月23日、農園に行って収穫してきたナスやトマト。
ナスはこんなに大きくなっていました。その他にも赤、黄、緑のピーマン、ハート型のミニトマトと普通のミニトマト。そしてかわいいミニカボチャ。
今日はこのお野菜たちが水に沈めてみて、浮くか沈むか実験してみることにしました。
まずは子どもたちが予測を立てます。
ナスは特大だからかなりずっしり。これは7人中6人が沈むだろうと予測を立てました。
逆にミニトマトは小さくいので軽い。だから「浮く」
ピーマンは軽いので「浮く」。
かぼちゃは全員が実が詰まって重いので「沈む」と考えたようです。
ウォータペットボトルで作った透明バケツに水を入れ、プールサイドに置きました。
さて、これから観察開始です。まずは特大のナスから。
次にミニトマトで実験。ハート型のミニトマトと、普通のミニトマト。2つ同時に入れます。
次はピーマン入れてみようね
最後にミニかぼちゃを入れます。
野菜が沈むか浮くか?とてもおもしろい観察ができました。それにしても予想が的中したのはピーマンだけ。このあたりの法則については遊びや経験の中で何か気がつくかもしれません。気が付かなくても不思議は不思議で心に留めておけるといいですね。いずれ中学校で浮力の学習をしたときに納得がいくでしょう。
ところでミニカボチャが一旦沈んでからふんわり浮いてきた時、横から見ると実物より大きく見えました。
「水の中に入れると大きくなるの?」とこれも不思議がる子どもたち。
お友だちのひとりが教えてくれました。「あのね、入れ物が丸いとね、水がレンズの役割をして大きく見えるんだよ。」そのとおりですね。
小学校に上がると「光の屈折」の学習をすることでしょう。それまで、棒を斜めに入れた時曲がって見えるのを楽しんだり、虫眼鏡で遊んでみたりして「見え方の不思議」を感じて貰えば嬉しいです。いずれその不思議にも法則があることを学ぶことでしょう。そのときに保育園での、お友達との関わりを思い出してくれたら嬉しいなと思いました。
主任 原ひとみ