例年、そら豆のこの時期は2歳児以上の子どもたちが収穫をさせてもらっています。今年はコロナ対策もあり、ほし組だけのそら豆体験になりました。
今日の日に先立ち、担任から「そら豆が育つのには長い日数がかかるよ。」と一昨日調理の先生がつきぐみに話していた絵カードなどもお借りしてお話ししていました。
そんなこともあってか広いそら豆畑を目にして興味関心が高まってきたほし組さん、農園のおじさんにご挨拶したあと、質問します。
「このそら豆いつ植えたのですか?」
「このそら豆は去年の10月に植えて、11月にこの畑に植え替えました。食べられるようになるまでは1年の半分以上かかります。」
去年の10月といえば、にじぐみの時の運動会の頃ですね。随分前です。食べられるようになるまでは 長ーい年月がかかるのです。やっぱり先生のお話のとおりですね。
そしてもう一つ質問。「そら豆はなんで空を向いているのですか?」
「それははっきりとはわかりませんが、多分そういう性質なのだと思います。他にも空を向いてるなるものにはオクラやとうもろこしがありますよ」「オクラ知ってる。星型の」農園主のお話にグイグイ食い込んでくる子どもたちです。
さてさて、もぎ方を教えてもらいます。「さやが黒くなっているものは豆が固くなっていますよ」と実際さやを割って見せてくれました。「この豆をまくとまた来年もそら豆ができます。みんなは緑のさやの豆を採ってね。」
「あった~あったあ!!」目が慣れてくると見つけるのも上手になってきました。
「だんだん重くなってきたよ」「お母さんにプレゼントしたい~~」「私も!」「私も~ママ頑張ってるもん!!」(お母さん思いの子どもたちですね)
それぞれの袋がたちまち膨らんできました。たくさんの年月をかけて大切に育てられたそら豆。子どもたちはそのそら豆を実際に手にして育ててくれたありがたみを感じたようです。農園主さんへのご挨拶にも気持ちが入っていました。
自分で採ったそら豆をよいしょよいしょと大切に持って坂道を降りていきました。
収穫の「重み」を体で感じた子どもたち。今日行けなかったつきぐみさん、にじぐみさんにもおすそ分けしました。
「こんなに子どもたちに喜んでもらって、お豆さんも喜んでいるね。」~~農園主さんのお言葉でした。~~