6月30日土曜日、COSMOS保育園で「親と子どものためのコンサート」がありました。地域の方や卒園した子ども達、姉妹園のPoco a Pocoからもご参加があり、賑やかに始まりました。
今回は声楽家の宮地里美さん、ピアノの鈴木美穂さんそしてトランペット奏者の伊藤由理枝さんの3人をお招きしました。歌あり器楽独奏あり、アンサンブルありと多彩なプロクラムでした。
コンサートは、「天空の城ラピュタ」からトランペットのファンファーレで始まりました。華やかでありながら、柔らかい優しい音色でした。
特にトランペットは実物や音色を生で見たり聞いたりしたことのない子どもたちが大半で、トランペットの音の出し方などを子ども達にもわかりやすく解説してもらいました。子どもたちは熱心に聞いていました。
トランペットの名曲を数曲演奏してもらった後は声楽の宮地里美さんにソプラノの「オンブラ・マイ・フ」を熱唱してもらいました。クラシック音楽にあまり馴染みのない人でもどこかで聞いたことのある名曲です。バロック時代(17世紀初頭から18世紀半ば)から愛されてきたこの美しい名曲、しっとりと人の心に響く歌声に心を動かされるのは今も昔も変わらないですね。
さて、次は子ども向けに童謡を3曲。歌とトランペットのアンサンブル、ペープサートなどの小道具もあり、いずれも音楽集会で普段から歌っている曲とあって子ども達も引き込まれ、手振り身振りで参加して楽しみました。
次にディズニーミュージックをアンサンブルで数曲。
心に染み渡る歌声に「ブラボー」という称賛の声もありました。
そして宮地さんも大好き、と言われる「にじ」の歌。もちろん子ども達も大好きな歌です。一緒に大きな声で歌いました。
最後は~みんなで歌おう~のコーナーです。子ども達はプロの人達と並んで「青い空に絵を描こう」を歌いました。これは毎年運動会でも歌っている歌。皆が大好きな歌です。卒園児のお兄さん、お姉さんも一緒に前に出てきてくれました。生のピアノ、トランペットの伴奏付きで、声楽家の歌声と子ども達の歌声が一つになって保育園のホールに響きました。
保護者の皆様も子ども達も皆で楽しめたコンサートになりました。
ほしぐみさんが代表で花束とカードを手渡しました。
仕事と子育てで忙しい保護者の皆様、またクラシックと言うとなんとなく敷居が高く感じる地域の方にも気軽に楽しんでもらえるように企画されたこのコンサート。クラシック音楽という芸術に触れる絶好の機会でした。
また子ども達にとっても、自分たちも歌声で参加でき、人に感動を与えることができるのだ、ということを感じてもらえたのではないでしょうか。また、来年もこのような機会を持ちたいと思います。