第3回 親と子のつどい 幼児の部

 ここからはつきぐみです。はじめに園長先生の話のあと、新聞紙ゲームをしました。
 新聞紙を広げたところに親子で乗ります。子ども達と先生がじゃんけんをして、負けたら新聞紙を半分にたたみます。負けるたびに新聞紙が小さくなり最後は乗れなくなってしまったペアはそこまで、となります。子ども達は普段からじゃんけんをして遊んでいたので、もうお手の物。お父さんやお母さんと一緒ということで張り切っていました。

次は足の上に乗って移動するレース。1.2.1.2.と息を合わせて見事にターンもこなします。普段の保育で先生とこうやって遊んでいることも多かっただけに、今日は親子で特別楽しかったことでしょうね。

「園ではこんな風に過ごしています」と画像を見ながら説明しています

最後に懇談会で子ども達の生活の様子を動画で見ながら先生の解説があり、子ども達の成長した姿をお伝えしました。
 そのあと、お母さんたちに「子どものこんな言葉が嬉しかった!」エピソードをそれそれ話してもらいました。

懇談会で和やかに。

 「そろそろお箸を使わせようか」とお箸トレーナーを見せたら『もうできるよ!!』と嬉しい言葉。お箸トレーナーを使うまでもなく、園で使えるようになっているのに驚かれたようですね。
 また、「『ごめんね』、『ありがとう』という言葉が自然に出るようになった」や「『〇〇時になったら片付けるの?』など文字や数字に興味を持ち、生活の中で活用しようという姿が見られるようになった」など、子ども達のお家でのエピソードに「うんうん、うちもそう」とあちこちで頷く姿がありました。

 

 ここからはにじぐみ。最初に、みかん、りんご、バナナのチームに別れて胸にマークを付けます。 そしておなじみ、フルーツバスケットの始まりです。

その次は「目隠しリレーです」 目隠しをしていて前の見えないお母さんの両手を引きながら上手にゴールまでリードしていきます。

練習の段階では、ゴールすることばかりに一生懸命で、目隠ししている相手のことに気を配ることができにくかった子どもたち。ところが本番ではどの子もお母さんのことを気遣いながら慎重にソロソロ歩いていました。そしてターンの難所も無事通過し、上手にエスコートしてゴール出来ました。見の見えない相手を思いやる優しい気持ちが出てきたことを嬉しく思いました。

 

懇談会でお話しています

 懇談会で「成長したエピソードをお話するコーナー」がありました。
 そのときに、お家でも、忙しいママを思いやって「何も言わなくても自分から洗濯物をたたんでくれるようになった」とか、「『ママ、ボクが赤ちゃんを見ていてあげるから、ご飯食べていいよ♡』という優しい言葉をかけてくれた」とか、「お母さんが熱を出して寝ている時、洗濯たたみなど家事を率先してやってくれた」「下の妹に絵本を全部暗記していて読み聞かせてくれた」 など、おのずから自分の出来ることで人の役にたとうとする姿が出てきたエピソードをお話いただき、本当に成長を感じました。

 その後、年長になるにあたってのお話がありました。

 

 さて、最後はほしぐみさんです。 まずは親子で『名刺交換』をしました。

 また、「猛獣狩りに行こうよ」の遊びをしました。

 そして、昔からある「鍋なべ底抜け」をしました。2人でペアになってすることが多いですが、実はこれ、全員で大きな円になって手をつなぎ、“底が抜けたら反る”ことが出来るのです。 お父さん、お母さんたちも挑戦。

 その後、子どもたちが外で遊んでいる間、保護者の皆様に懇談会で我が子の成長した姿をお話していただきました。 「弟とのきょうだいゲンカが絶えなかったが、自分から譲れるようになってきた」や「サッカーで目標をたてて挑戦したが、達成できなかったとき、初めて悔し涙を流したことに成長を感じた」などと、年長らしい成長をかんじるお話をしていただきました。

 これから卒園、就学を迎えるほしぐみさん、お友だちと泣いたり笑ったりしながら保育園でいっぱい遊び、お友だちと力を合わせて運動会やクリスマス会の劇をしたり

すごくたくさんの経験をしました。そんな中から、年長さんらしい成長も見せてくれて、とても頼もしく、また誇らしく思いました。