子どもたちが毎日とっても楽しみにしている給食の時間。
「世界の料理」第3弾は「ブラジル」料理です。ご家庭の中でも、この「世界の料理」のことが話題になっていたようで、給食前に今日は特別メニューであることを伝えると…「ブラジル料理でしょ!」「お母さんが言ってたよ!」と、教えてくれる子たちもいました!
保育園では、今回も世界地図を見せながら、日本の場所、ブラジルの場所を子どもたちと一緒に確認しました。国旗の違いにも興味を示し、「ブラジルの国旗の中に、地球みたいな物がある~」「ほんとだ~!」子どもたち同士で発見を共有し、楽しんでいる姿もありました。
食べ始める前に、調理の先生より、ブラジルの国についてとメニューの紹介がありました!「日本は今、さむーい冬なんだけど…、ブラジルは、日本の反対側にある国だから、今はね、あつ~い夏なんだよ!」という話に、子どもたちは目を大きくして「へー、そーなんだ!」「知らなかった!」といい反応がありました!
「ブラジル料理の特徴は、味が濃く、しょっぱい味なんです。なぜかというと…今ブラジルでは、楽しく歌ったり、踊ったりする、リオのカーニバルという楽しいお祭りがあります。体をいっぱい動かすから、汗が出るよね。汗がたくさん出ることで、体の中に巡っている、塩分が出て行ってしまうから、味が自然と濃いものになったようです。でも、保育園での味付けは、おいしい薄味になってます。」みんなおいしいそうに食べていますね!
それから、世界の料理、第2弾のイタリア料理の時には、「イタリアという国は、海の近くにある国なので、おいしい魚がたくさん捕れます。なので、お魚料理にしました。」というお話がありましたが、「ブラジルの人たちは、よく体を動かすので、お肉が大好き! そこで、今日のメインは、鶏肉の唐揚げです!」と紹介されると、子どもたちより、「やったー!」「唐揚げ大好き!」と大歓声が聞こえてきました。
今回のブラジル料理は、はなぐみ(0歳児)、とりぐみ(1歳児)さんたちにも「おいしー」「おいしーよー」と、好評でした。
世界の料理企画も、3回目になり、子どもたちだけでなく、家庭の中でも、今日の給食メニューを話題にして下さり、お子さんとのコミュニケーションへとつながっていることを感じ、とても嬉しく感じました。
給食の準備の時間より、ニンニクのいい香りが漂よい、食事中に流れる軽快なブラジル音楽に、身も心もウキウキな子どもたちでした。また、パセリが入っているサラダも、「おいしいー!」「唐揚げがおいしい!!」「ずーとブラジル(料理)がいい!」と大好評でした!
世界の料理の取り組みが、子どもたちが楽しくおいしく食べる意欲へとつながりとなっていることを感じとても嬉しく思いました。来年度も様々な食文化を楽しみたいと思います。
【ブラジル料理のメニュー】
(昼ごはん)
●Arroz あろーず (ごはん)
●Sopa そぱ (スープ)
●Frango a passarinho ふらんご・ぱっさりーにょ
(たまねぎ・パセリで味付けした鶏肉の唐揚げ)
●Maionese まよねーざ (マヨネーズ味付けサラダ)
●Laranja ららんじぇ (オレンジ)
(午後おやつ)
●Bolo de Fuba ぼーろ・で・ふば (トウモロコシ粉のケーキ)
●Leite れいち (牛乳)
Ah, estava delicioso!(あー、美味しかった!)