子どもたちがとっても楽しみにしている、給食の時間。
給食を通した食育として、今年度も、さまざまな外国の料理を紹介していきます。
その、第1弾は「タイ料理」です。
「世界の料理」給食の前日に、幼児の先生からも、タイという国についてのお話がありました。タイという場所は、どこにあるのか?どんなことばを使っているのか?タイの国旗と日本の国旗と見比べたり…。みんなよ~くみていますね!!
さぁ、いよいよ「世界の料理」の給食スタートです!BGMからも、『タイの国』を感じられるよう、タイのミュージックをかけました。
少し先に食べ始めたのは、乳児クラスのとりぐみ(1歳児)、かぜぐみ(2歳児)さんたちです。
とりぐみ(1歳児)さんたちは、甘辛く味付けしたバジル入りの、ガパオライスが人気で、パクパクとあっという間に食べ終わる子もいて、全体的にタイ料理が好きな子が多かったです。
タイ料理には欠かせない、隠し味??のパクチーですが…、意外にもかぜぐみ(2歳児)さんでは気にする子は少なく、「おいし~!」といって、ごくごく飲んでいる子もいました!
幼児クラスでは、食べ始める前に調理の先生より、タイ料理の特徴についてのお話がありました。メニューごとにお話ししてくれたので、目の前にある本物の食べ物をみながら、イメージを膨らませながらよく聞いていました。
①ガパオライスの「ガパオ」は、バジルの意味で、タイではよく食べられている料理の一つです。
②ヤムウンセシの「ヤム」は、和える、「ウンセン」は、春雨という意味で、もやし、きゅり、エビが入っていて、味付けはナンプラーというタイの魚醤を使っています。
「日本の醤油は、大豆からできているけれど、タイのお醤油は、お魚からできているんだよ」というお話に「ふ~ん…」と、うなずきながらお皿の中身を見つめている子もいました。
③スープには、パクチー(コリアンダー)というハーブを使っています。本物のパクチーを見せてもらい、触ったり、匂いをかいでみたりと、興味津々のほしぐみ(5歳児)さんたちでした。
異国風味のパクチーが入ったスープは、香りや味に癖があるので苦手な子もいましたが…、ガパオライスは、どのクラスでも「おかわりしたい!」「もっとたべたい!」と大人気でした!!
このような子どもたちの姿からも、「世界の料理」の取り組みが、新しい物との出会い、発見、気づき、喜び!につながっていることを感じうれしく思いました。
メニュー
ผัดกะเพรา 「パットガパオ」 ガパオライス
ยำวุ้นเส้น 「ヤムウンセン」 タイ風春雨サラダ
ซุปผักชี 「スープハクチッ」 タイ風パクチースープ
ส้ม 「ソム」 オレンジ
ขนมครก 「カノムクロック」 ココナッツミルク風味の焼き菓子